交通事故について
今回のテーマは『交通事故』についてお伝えします
皆さんは『交通事故』に遭われた事はありますか?
僕自身は何度かヒヤッとした経験はありますが、ありがたいことにまだ事故などは起こしたことも事故にあったこともありません。
でもいざ交通事故になってしまった時、皆さん冷静に対応できるでしょうか?
ちなみに僕は自信はありません(笑)
当院にも交通事故にあったという方がたくさん来られますが、冷静に対応できたという方はほとんどいないように思います。
いざとなったときに知識があるのと無いのとでは大違いですので、『交通事故』についていろいろとお伝えしていきます。
交通事故が最も発生しやすい『時間帯』
交通事故はいわゆる通勤時と帰宅時に相当する
朝の8時ごろ、夕方の17時から18時に多く発生しています。
これは単純に車に乗る人が増え交通量が増えることが一番の理由ですが、朝の通勤時にはどうしても気が焦ってしまうこと、夕方から夜にかけては太陽が沈み暗くなってくることによる視認性の低下と疲れも要因として考えられます。
自動車の運転は明るい方が簡単なのは誰もが感じることです。
《死亡事故の割合は夜間の方が圧倒的に高い》
交通事故件数と死亡事故を昼夜別に見るとその差は明らかです。
警察庁交通局が発表した「平成26年中の交通事故の発生状況」によると同年に発生した交通事故573,842件のうち昼間の事故は417,458件(72.7%)に対して夜間の事故は156,384件(27.3%)となっています。
一方、死亡事故は、昼間が1,994件(49.7%)に対し夜間は2,019件(50.3%)となり交通事故全体に占める死亡事故の割合を示す死亡事故率は昼間が0.48%、夜間が1.29%と夜間の死亡事故率はなんと2.7倍になっています。
夜間の方が交通量が少ないためにスピードを出してしまうことや、居眠り運転による大きな事故が多いことが考えられます。
《歩行者にとって危険な時間帯は夕暮れ時》
自動車の運転が一番難しいのは夕暮れ時と言われます。日が傾いて西日がきつく物が見づらくなり
そこから一気に暗くなってヘッドライトを点けている車と点けていない車が混在する時間帯です。
また同じ時刻でも秋には日に日に日没が早くなり暗くなる時刻が早まります。
同じ時刻に退勤し車を走らせても昨日より今日の方が暗いと気づかずにしばらく走ってしまうこともありますよね
夕暮れ時は運転手から歩行者が見えづらくなる時間帯でもあります。車での帰宅ラッシュと同じ時間には徒歩で帰宅する人が増え塾帰りの子どもたちや部活が終わって学生が帰宅する時間。
運転手は早めのヘッドライト点灯を心がけ歩行者は反射素材を身に付けるなどの自衛策を取りましょう!!
まとめ
交通事故はどれだけ注意していても起こってしまうものですが、運転する人も運転しない人もお互いのことを考えて行動すると事故の発生は減らせると思います。
時間に間に合わない、早く帰りたい…など日常生活でもあると思いますが、焦った時ほど心に余裕を持ち安全運転を心がけましょう!