夜泣きとは?
乳幼児期に起こる症状で寝付く時に泣き止まなくなる。夜中に突然起きて泣き出してしまう。と言った症状です。
原因
「日中、お兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒に公園で楽しくワイワイ走り回って遊んだ。」、「お正月の集まりで沢山の親戚の方に囲まれていた。」など…
さまざまな外的要因により神経の異常興奮を起こし交感神経(日中活動する時に働く神経)優位になってしまい、睡眠時への副交感神経(睡眠時・リラックス時に働く神経)への切り替えがうまくいかず、結果として交感神経優位になってしまい、夜中に泣き叫んでしまいます。
症状
夜泣きの症状が多いお子様の表情として特徴的なのが眉間部・側頭部に青筋が出来る、目の下の血流障害によるクマ、目の充血です。疳の虫(キーキー叫ぶ、物を投げるなどの症状)の症状としても髪の毛の逆立ちが見られます。お子様にこの様な症状はございませんか?
夜泣きで一晩に2~4回起きる場合を症状弱、一晩に5回以上起きる場合を症状強と考えます。
夜中寝付くのに1時間以上かかる。毎晩15~60分泣いてから寝る。等も夜泣きの症状です。
他に生後6ヶ月頃までに見られるいきなり火がついたかの様に泣き叫び、普段のあやし方では中々泣き止まない症状黄昏泣き(コリック)もお悩みの方が多いと思います。
夜泣きの3つの改善方法
①甘いものの摂取を控える
そして果糖、ジュース、お菓子などの摂取が夜泣きの原因と考えられています。理由としては、甘いものを食べると、まず血糖値が上昇します。それにより、インシュリンも上昇をし、血糖値を下げよう下げようとする働きが体内で起こる事により血糖値が下がりすぎてしまい、アドレナリンが過剰に分泌され、夜泣きの症状が出てしまいます。
寝る前にオレンジジュースではなく、お茶やお水がおススメです。
②入眠儀式を考える(ルーティーンを作る)
乳児のお子様の体内時計は大人と違い、24.5時間なんです!
・就寝2時間前までに夕食を済ませる。
・就寝1時間前までにお風呂に入る。(夜遅くに入浴させない。)
・朝は休日でも7時には起床させる。
・夜19時には消灯する。
・就寝時豆電球を消灯する。
・就寝2時間前以降はテレビ、スマホの画面を見させない。
等様々です。
就寝までのルーティーンを決めて行う事により、体内のリズムが整い、夜泣きの頻度が減少します。
③ちょこちょこ授乳を控える
授乳と授乳の間隔は年齢が大きくなるにつれ大きくなってきてきます。しかし一回の授乳量が少ない場合はそれが障害となり、不眠症になる傾向に有ります。
ちょこちょこ飲みでは一日に必要な母乳を飲み切る事が出来ず、夜中何度も起きて母乳を欲しがります。その結果睡眠不足で疲れてしまい、授乳の時間がどんどん短くなってしまうという無限のループです。
ちょこちょこ授乳は睡眠の質の低下を招くだけでなく、乳首をくわえる事が習慣となってしまい、後の離乳食や断乳、卒乳にも大きく影響を及ぼしてしまいます。
最後に
夜泣きを一人で抱え込まず、家族全員で受け入れることが大切です(^^♪
お父様、お母様、お子様皆様が笑顔で元気に楽しく過ごし、「子育てって楽しいな!」が理想ですよね!西登美施術所は皆様の子育てを応援致しますm(__)m