「年齢のせい」「変形だから」…その痛み、本当にそうでしょうか?
「最近、膝が痛くて階段がつらい…」
「買い物帰りに、膝が重だるくなる」
「整形外科で“変形性膝関節症”と言われ、湿布だけ出されたけど何も変わらない」
そんな声が、奈良市の当院「西登美施術所」に日々寄せられています。
特に多いのは、60代前後の女性の方。
真面目で我慢強い方が多く、「年だから仕方ない」と思って痛みを放置してしまう傾向もあります。
でも、ちょっと待ってください。
その膝の痛み、「膝が悪いから」ではないかもしれません。
痛みの原因は“膝”ではなく、他の場所にあります
私たちは、膝の痛みを「膝そのものが問題」だとは考えていません。
実際、当院に来られる方の多くは、別の部位の動きの悪さや筋肉の問題が原因です。
✅膝痛の“本当の原因”はこれ
1. 股関節の動きが悪い
股関節は、体の中でもっとも大きな可動域を持つ関節です。
ここが硬くなると、歩行や階段の昇り降りの際に膝に大きな負担がかかります。
結果として、膝が痛み始めるのです。
2. 足首の動きが固い
足首が硬いと、歩くときに足の着き方が悪くなり、膝関節が衝撃を吸収しきれずに炎症を起こします。
また、足首の可動性が低い方はバランスを崩しやすく、膝が不安定になりやすい傾向もあります。
3. 体のバランスの崩れ
姿勢の歪みや骨盤の傾きにより、膝に偏った力がかかると、少しの動作でも痛みが出るようになります。
特に女性は筋力低下や柔軟性の低下によって、全身の連動性が崩れやすいです。
「関節が変形しているから痛い」は本当?
整形外科に行くと、レントゲンで「変形性膝関節症」と言われることがよくあります。
それ自体は間違いではありません。
ですが、私たちはこう考えています。
関節に変形があっても、痛みのない人はたくさんいる。
変形=痛みではない。
年齢を重ねると、関節にある程度の変形が起きるのは自然なことです。
ですが、それが直接「痛みの原因」となるわけではありません。
実際、膝が変形していても痛みなく元気に歩いている方は大勢いらっしゃいます。
逆に、変形が軽くても強い痛みに悩まされている方もいます。
つまり大切なのは、変形を恐れることではなく、体の動きと筋肉のバランスを見直すことなのです。
当院の整体が考える「膝痛への本当のアプローチ」
当院・西登美施術所では、膝を直接揉んだり電気を当てたりといった、いわゆる「対症」ではなく、膝痛の原因となっている筋肉や関節に対して手技による施術を行います。
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股関節の可動域を広げる
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太もも、ふくらはぎの筋肉を調整する
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足首のねじれや硬さを取り除く
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骨盤や背骨のバランスを整える
などを通して、膝が無理をしない身体の使い方に戻していくことが目的です。
初回のカウンセリングでは、歩き方や姿勢・関節の動きをしっかりチェックし、「なぜ膝が痛くなったのか」を明確にします。
自宅でできる!膝痛改善のためのセルフケア3選
施術と合わせて、日常でできるセルフケアを行うことが改善・再発防止の鍵になります。
ここでは当院が推奨しているケアを3つご紹介します。
①股関節まわりのストレッチ
股関節が硬いと、膝が代わりに頑張ることになります。
【方法】椅子に座り、片足を反対の膝に乗せ、体を前に倒します。
→ お尻の外側が伸びる感覚で30秒キープ×左右1〜2セット
②足首の動き改善エクササイズ
足首の可動域を広げることで、膝への負担が軽減されます。
【方法】
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壁に手をつき、片足を後ろに引いてアキレス腱を30秒ストレッチ
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座ってつま先を上下に10回ずつ動かす足首運動(筋ポンプ活性)
③太もも前後の筋肉を整えるトレーニング&ストレッチ
【筋力強化】椅子に浅く座って、片足を伸ばす→3秒キープ→戻す×10回
【柔軟性強化】うつ伏せになり、片足を曲げて太もも前面を伸ばすストレッチ(30秒×左右)
実際に改善された方の声(西登美施術所ホームページより)
「10年以上、正座も階段も避けてきましたが、通って2ヶ月で外出が楽しくなりました」
(奈良市・60代女性)「レントゲンで“変形してますね”とだけ言われたけど、原因が違ったことに驚きました。納得できました」
(近鉄学園前駅ご利用・70代女性)
こうしたお声が、当院には多く寄せられています。
詳細な症例や口コミは、西登美施術所の公式サイトをご覧ください。
まとめ|「まだ歩けるから大丈夫」ではなく、今こそ膝と向き合うとき
膝痛は放っておくと、少しずつ生活の自由を奪っていきます。
外出がおっくうになり、歩数が減り、さらに筋力が落ちるという「負の連鎖」に陥る方も多くいらっしゃいます。
ですが今ならまだ間に合います。
「膝を守る」ために必要なのは、膝を直接ケアすることではなく、
「膝が頑張らなくても良い身体づくり」なのです。
体の使い方・動き・生活習慣を見直すことで、痛みのない毎日は取り戻せます。
このブログが、膝痛でお悩みの方にとって、自分の体に希望を持つきっかけになれば幸いです。