【坐骨神経痛】永久保存版!劇的改善の神ツボ7選
はじめに
坐骨神経痛(お尻〜脚の痛み・しびれ)は、腰やお尻だけの問題と思われがちですが、離れた部位のツボを刺激して血流を促し、筋肉のこわばりをゆるめることで、症状の軽減が期待できます。
本記事では動画の内容をもとに、坐骨神経痛に役立つ7つのツボを、場所・主な効果・押し方までやさしく解説します。まずは2〜3か所からでOK。継続がコツです。
基本ルール
強さ:**“痛気持ちいい”**程度(鋭い痛みはNG)
時間:10秒×3〜5セット(もしくは30秒)
タイミング:入浴後/就寝前がベスト(食後1時間以内は避ける)
1. 承山(しょうざん)— ふくらはぎの真ん中
場所:アキレス腱と膝裏のちょうど中間、ふくらはぎ中央の押して響く点。
主な効果:坐骨神経痛、ふくらはぎの張り・むくみ、下半身の巡り改善。
押し方:親指でふくらはぎ中央を10秒押す→離すを3〜5セット。つま先を軽く上げるとコリを捉えやすい。
2. 委中(いちゅう)— 膝裏の真ん中
場所:膝を軽く曲げたときの膝裏中央(くぼみの中央)。
主な効果:坐骨神経痛、腰痛、背部痛、膝痛。
押し方:膝をゆるく曲げ、親指または中指でやや上向きに10〜30秒押圧。神経・血管が多い部位なので強圧は避ける。
3. 太衝(たいしょう)— 足の甲・親指と人差し指の間
場所:足の親指と人差し指の骨の間を甲側へたどって止まるくぼみ。
主な効果:坐骨神経痛、足の冷え・むくみ、緊張緩和。腰の深層筋(腸腰筋)とも関連。
押し方:親指で円を描くように20〜30秒。左右とも。
4. 照海(しょうかい)— 内くるぶしの下
場所:内くるぶしの最も高い所から親指幅1本分下のくぼみ。
主な効果:慢性腰痛、坐骨神経痛、冷え。
押し方:デリケートな部位なので弱めの圧で10秒×3セット。摩擦で温めるのも◎
5. 崑崙(こんろん)— 外くるぶしとアキレス腱の間
場所:外くるぶしの後ろとアキレス腱の間のくぼみ。
主な効果:腰〜下肢の痛み、足のだるさ、冷え。
押し方:親指で10秒キープ×3セット。強すぎると痛みやすいのでじわっと。
6. 足三里(あしさんり)— 膝下外側
場所:膝のお皿の外側下(脛骨外側縁)から指2本分ほど下の押して響く点。
主な効果:坐骨神経痛、足の疲労、胃腸の働きのサポート、全身の活力アップ。
押し方:椅子に座り膝を軽く曲げ、親指で10秒押す→離すを3〜5セット。ややしっかりめでもOK。
7. 風市(ふうし)— 立位で中指が触れる太もも外側
場所:気をつけの姿勢で手を自然に下ろしたとき、中指が触れる太もも外側(直径3〜5cmの範囲)。
主な効果:坐骨神経痛、太もも外側の張り、長時間座位で硬くなりやすい部位のリリース。
押し方:親指で10〜30秒。硬い・痛いポイントを探りながら、面でやさしく押圧。
セットの組み方(はじめての方向け)
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時短3点セット:承山+太衝+足三里(計3〜5分)
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しっかりケア5点:承山+委中+太衝+崑崙+照海(計7〜10分)
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デスクワークが長い日は風市も追加して太もも外側の過緊張を緩和
効果を高めるコツ
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温めてから:入浴後や蒸しタオルで温めてから行うと◎
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呼吸を合わせる:息を吐きながら押すと筋がゆるみやすい
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水分補給:施術後は常温水で巡りをサポート
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「毎日少し」:1日おきより、毎日2〜5分の積み重ねが効きます
安全上の注意
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鋭い痛み・しびれ増悪・脱力・排尿排便の異常がある場合は、早めに医療機関へ。
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皮膚疾患・強い浮腫・重度の血行障害・糖尿病性神経障害がある方は強圧を避ける。
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妊娠中は強い刺激を避け、事前に医師・専門家へ相談を。
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食後1時間以内は内臓に負担をかける可能性があるため避けましょう。
まとめ
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坐骨神経痛は、離れた部位のツボ刺激で血流改善→筋緊張の緩和→神経への負担軽減が期待できます。
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まずは2〜3か所から、痛気持ちいい強さで毎日続けること。
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ツボ押しは対症療法に偏らず、姿勢・運動・冷え対策と合わせて取り組むと、改善&再発予防により効果的です。
当院からのご案内
西登美施術所では、筋・関節・神経の通り道を丁寧に評価し、ツボ押しを含むセルフケアの最適な組み合わせをご提案します。
「長時間座るとしびれる」「朝いちがつらい」など、お気軽にご相談ください。