【坐骨神経痛】やってはいけない!!NG習慣5選
はじめに
お尻〜脚にかけての強い痛みやしびれ…。
坐骨神経痛は日常の何気ない習慣で悪化しやすい症状です。今回は動画の内容をもとに、**やってはいけない5つの行動(NG行動)**と、今日からできる代替アクションをわかりやすくまとめました。原因を理解し、行動を変えることが改善への最短ルートです。
NG1:長時間、同じ姿勢で座り続ける
座位は立位よりも坐骨神経に負担がかかりやすく、2〜3時間以上の連続座位は悪化の大きな要因。
代替行動:30〜40分に一度、立ち上がって1〜2分歩く/足首回し・かかと上げで循環アップ。
NG2:腰に負担をかける姿勢(猫背・反り腰)
うつむき姿勢は頭部の重さが前方へかかり、腰〜お尻にストレス集中。反り腰も腰椎を常に圧迫。
代替行動:
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画面は目線の高さへ。
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いすに深く座り「坐骨で座る」意識。
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肩を後ろに軽く引き、**“上に伸びる”**感覚で座る。
NG3:体(腰・お尻・脚・お腹)を冷やす
冷えは血流低下 → 筋肉の硬さ → 神経圧迫につながり、痛みやしびれを助長。
代替行動:
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入浴でじんわり温めた後にストレッチ。
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冷たい飲料は量と頻度を控えめに(常温を活用)。
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エアコン直風を避け、膝掛けや腹巻きを活用。
NG4:運動不足で筋肉を固める
動かないと筋の伸び縮み幅が狭まり、少しの動作で神経を引っ張る状態に。
代替行動:
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痛みが強くなければ短時間の歩行から再開。
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太もも裏(ハムストリングス)・お尻(梨状筋)・ふくらはぎをやさしくストレッチ(20〜30秒×各2〜3回)。
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テニスボールでお尻のコリを“痛気持ちいい程度”に1〜2分。(強すぎ注意)
NG5:湿布を貼りっぱなしにする(頼りすぎ)
湿布は一時的な鎮痛に有効でも、筋肉を柔らかくする作用は基本的にないため、貼りっぱなしは皮膚トラブルや慢性化リスク。
代替行動:使うなら2〜3時間を目安に。根本改善は血流改善+筋の柔軟化(温め→ストレッチの順)が基本。
まとめ:やめる+置き換えるで、神経の負担を減らす
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長時間座位・不良姿勢・冷え・運動不足・湿布頼みが重なると、坐骨神経への圧迫・牽引が強まり悪化。
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30〜40分ごとの姿勢リセット、骨盤を立てる座り方、温め→やさしいストレッチ、短時間の歩行に置き換えることで、痛み・しびれの軽減と再発予防が期待できます。
※しびれの増悪、脱力、排尿排便の異常などがある場合は、早めに専門機関へご相談ください。
当院からのご案内
西登美施術所では、筋・関節・神経の通り道を丁寧に評価し、生活動作に合わせたセルフケアまで一貫サポートします。
「薬に頼らず根本改善したい」「座る・立つ・歩くがつらい」方は、ぜひご相談ください。