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肝臓の位置

 

あなたの腰痛は肝臓の疲れが原因かも⁉︎

この記事の目次

肝臓と腰痛の関係

自分で出来る肝臓疲労度チェック

肝臓が疲労してしまう『疲労肝』とは?

肝臓疲労が引き起こす症状とは

病院の検査では異常なしって言われたけど?

肝臓を元気にすると腰痛改善だけでなく若返る!?

肝臓疲労を改善させる自分で出来るケア方法

①お酒の量を減らす

②普段からの食事を見直す

③水分補給

肝臓機能を高めるツボマッサージ

①精神的な疲れをとるツボ『労宮』

②肝臓の血行を良くするツボ『陽池』

③肉体的な疲れをとるツボ『太衝』

④全身の巡りを整えるツボ『曲泉』

⑤肝臓疲労からくる眼精疲労を改善するツボ『肝兪』

⑥解毒作用を強化するツボ『行間』

まとめ

 

 

 

 

肝臓と腰痛の関係

ツライ慢性腰痛、ぎっくり腰などこれらの腰痛は腰周りを中心とした筋肉が縮こまり硬くなることで『痛み』や『コリ』として出現します。しかし筋肉だけではなく内臓のダメージからも腰痛は引き起こしやすくなります。

腰痛の原因の約85%は原因不明と言われています。椎間板ヘルニアやすべり症・脊柱管狭窄症などは変形性のものであって、必ずしも痛みの原因にはなりません。しかし内臓からくる腰痛は今の現代にはかなりの確率であると考えられます。特に内臓で負担がかかりやすいのが肝臓。

肝臓は体内で一番大きな臓器で体重の約50分の1に相当し、重さが1.5kgもあります。肝臓の働きは①エネルギーの貯蔵有害物質の解毒・分解胆汁の生成血液の貯蔵など他の臓器にはない大きな役割をしてくれています。私たちが食べたものは胃や腸で吸収されやすい形に変えられた後肝臓へ送られます。その後は必要な栄養分は貯蔵したり、いらないものは排泄したり、また老廃物からも一部を再吸収して肝臓へ送られます。

肝臓という臓器はとても優秀で『体内の化学工場』といわれるほど絶えず頑張ってくれている働きものの臓器です。しかし内臓もカラダの筋肉と同じで使いすぎると疲れてしまいます。慢性的な腰痛は特に内臓疲労からも起こってしまいます。

 

 

 

自分で出来る肝臓疲労度チェック

健康診断で肝臓の数値が悪いなどと診断された場合を除き、自分の肝臓が疲れているのかどうなのか?って自分では分かりませんよね。そこで簡単なチェック方法をお伝えします。

方法としては鏡の前に立ち、肩の高さを見比べてください。

いかがですか?右肩が下がっていませんか?

見比べた時に右肩が下がっている状態であれば肝臓が疲れている状態と言えます。

(日常生活のクセや仕事の特性などで右肩が下がる場合もあります)

これは、肝臓を初めとした内臓は疲労がたまると重くなると言われており、肝臓は体の右側にあるため疲労がたまると右肩が下がるという状態になってしまいます。

自分だけじゃなく、前を歩いている人や自分の周りでよくお酒を飲まれる方の肩の位置をこそ〜っと観察してみるのもおもしろいですよ!

簡単なチェック方法ですので是非試してみてくださいね!

 

 

肝臓が疲労してしまう『疲労肝』とは?

肝臓疲労

肝臓が疲労すると言ってイメージされるのがまずは飲酒だと思います。間違いなくこれも肝臓疲労に直結しますが、お酒を飲まないからといって肝臓に負荷がかからないという事はありません。

薬を普段から服用している・炭水化物や甘いものといった糖質を取ることが多い・水分不足・食品添加物の摂取が多いなど普段の食生活や生活習慣からも知らず知らずのうちに肝臓には負担がかかってしまいます。これを『疲労肝』ともいいます。

食べ過ぎ・欠食・早食い・肥満・睡眠不足・喫煙・過度なダイエット・高血圧なども疲労肝を引き起こす原因ともなります。

 

肝臓疲労が引き起こす症状とは

●最近疲れやすくなった・疲れがなかなか取れない

●体がだるい

●イライラすることが多くなった

●お酒が美味しくなくなった・お酒に弱くなった

●食欲の低下(特に脂っこいもの)

●右の肋骨の下あたりに鈍い痛みがある

●寝つきが悪い・ぐっすり眠れない

●冷えがひどい

●抜け毛が多くなった

●目の下によくクマが出来る

●肌が荒れる

●微熱が出る

●むくむ

これらの症状が4つ以上あてはまる人は肝臓が弱っている証拠。肝臓は『沈黙の臓器』ともいう臓器で疲れても肝臓そのものがメッセージを送ってくれるわけではありません。このような症状がいわゆる小さなメッセージととらえていただき負担をかけないように生活習慣を見直していく必要があります。

 

 

病院の検査では異常なしって言われたけど?

当院に来られる患者様の中にも肝臓の数値は悪くないよ、っと言いながら右肩が下がっていたり腰痛でお悩みの方もおられますが、病院の検査で以上がなかったから安心という訳ではありません。

検査でわかる肝臓の数値は機能的に以上があるかどうかだけですが、当院が提唱している肝臓疲労とは数値では現れないが肝臓が本来持っている機能を果たせていない状態を指します。

私たちが治療の中で用いている肝臓の不調というのは病気とはまた違い、健康な状態と病気の間の未病といった状態を指します。簡単にいうと病気ではないけど肝臓が疲れることが原因で本来持っているチカラを発揮できていない状態です。この未病の状態になってしまうと、体の疲れがなかなか取れない・朝スッキリ起きれない、体の代謝が悪い…などといった症状が出てきます。

 

肝臓を元気にすると腰痛改善だけでなく若返る!?

血流が悪くなるとさまざまな不具合が出てきます。肝臓では栄養をそれぞれの臓器や器官が利用しやすいように質の高い血液を作ったり、古い血液を掃除して綺麗にしたりしてくれます。また解毒作用によって毒なし血液を作り出し必要な時に必要な血液量を送り出してくれます。肝臓が元気になると血液作りから血液を流すまでスムーズに行え、臓器や器官に滞りなく送ることが可能です。

そこで注目したいものの一つが『ヘパリン』という物質。ヘパリンには血流を良くする成分が含まれており肝臓が元気になればこのヘパリンも活性化し血流アップにつながります。

また肝臓は常にたくさんの仕事をしているため臓器の中で温度が最も高くその肝臓には大量の血液が出入りしています。肝臓に血液が入ることで血液が温められ温まった血液が全身に配られるという仕組みです。温かい血液が全身をめぐれば当然体温は高くなります。そのため冷え症で悩んでる方は肝臓を元気にすることで冷えの改善にもつながります。

 

肝臓の疲労を改善させる自分でできるケア方法

元気な肝臓

①お酒の量を減らす

休肝日

これはいうまでもありませんがアルコールを分解してくれるのは肝臓ですので、アルコールの量が増えれば増えるほど肝臓への負担も大きくなり肝臓の疲労へと繋がってしまいます。その状態が続けば疲労だけでなく最悪の場合気になってしまうという事もありますので、十分に気をつける必要があります。

しかしお酒が大好きな方にとってお酒を控えるのは本当に大変な事だと思います。(僕も大好きなので痛いほど気持ちがわかります)

完全にやめれるならそれに越したことはありませんが、やめれるならすでにやめてますよね 笑

やめれない方は今より飲む量を減らす・飲む機会を減らす、などで今よりもお酒の量を減らして肝臓の負担を軽減してあげましょう。僕も頑張ってます!!

 

②普段からの食事を見直す

食事暴飲暴食は内臓にとても負荷がかかります。特に肝臓は一番働く臓器ですが食事量が多くなると肝臓は疲れます。特に夜遅い時間に帰宅される方はどうしても夜の食事の時間が遅くなりますよね。一回の食事で消化にかかる時間は2~3時間と言われています。それを逆算すると夜の食事を遅くても20時までには終えるのが理想的。それがなかなか難しい方は食事量をいつもより減らすよう心がけてみてください。夜の食事は内臓にとっては睡眠の妨げになりますので出来るだけ減らすよう心がけてください。

 

③水分補給

水分補給肝臓は栄養素の代謝や解毒をはじめ、たくさんの役割を担っています。そのために重要な働きをしてくれるのが『血液』です。肝細胞に送り込まれる血液は1分間に約1000mlと言われ、肝臓内に蓄えられている血液量は全体の約10%以上に相当します。これだけの大量の血液を肝細胞に送り込むため体内の水分がすごく重要になってきます。水分が少なく血液が濃く少なくなってしまうと運べる物質の量が減ってしまいます。こうなると肝臓に必要な新鮮な酸素や解毒・分解の機能も低下してしまうのです。

それではどのくらいの水分を毎日補給すればいいのか?人の体は一日に約2000mlの水分を排出しています。この中には尿や便・汗などが含まれています。なので普通に考えれば2000mlを補給しなければいけないのかといえばそうではありません。体内の代謝物の中にもある程度の水分は含まれていますので、一日の約1000~12000mlの摂取が理想です。

コップでいえば5~6杯程度。朝の起床時・仕事前・仕事などの休憩時・夕食前・入浴前などをうまく利用すれば摂取できそうですよね。だんだん寒くなる時期ですので乾燥対策にも水分摂取は大切です。こまめに摂るようにしていきましょう。

 

肝臓機能を高めるツボマッサージ

①精神的な疲れをとるツボ『労宮』

労宮肝臓の機能を高めるためにツボのマッサージを行うとさらに効果的。手足などの末端部分が冷えてしまうとそこから全身の血流が悪くなることで冷えにつながります。まず初めに『労宮』のツボ。このツボはイライラ・不眠・気分の落ち込みなどの精神的な疲れにも効果があります。場所は手を握った時に中指の指先が当たる場所で、手の平の真ん中にあります。反対の手の親指でグリグリと押していきましょう。疲れが出てる方は結構痛いはずです。

 

②肝臓の血行を良くするツボ『陽池』

陽池陽池マッサージ

『陽池』のツボは肝臓の血流を良くし、手足の末端まで血液を巡らせるツボです。冷えや虚弱体質の改善にも効果があります。場所は手首の手の甲側の中央よりもわずかに小指側に寄った所で触ると凹む部分が陽池のツボ。反対の手の親指を当ててゆっくり回転させるように刺激していきます。

 

③肉体的な疲れをとるツボ『太衝』

太衝太衝マッサージ

『太衝』は肉体疲労や眼精疲労に効果があり、精神的ストレスも緩和させます。場所は足の甲の親指と人差し指の骨が合うところにあります。手の親指の腹で押していきます。疲労肝が強い場合は少しの刺激でも強く感じることがあります。

 

④全身の巡りを整えるツボ『曲泉』

曲泉曲泉マッサージ『曲泉』は血行を高めて全身の巡りを良くします。また水分の流れを整えて足の疲れやだるさなどにも効果的です。場所は膝の内側にあり、膝を曲げたときにできるシワの端で、太い骨のきわにあります。ここを手の親指で刺激していきます。曲泉は肝臓にパワーを与えるツボなので太衝と合わせて押すと効果的です。

 

⑤肝臓疲労からくる眼精疲労を改善するツボ『肝兪』

肝兪『肝兪』は疲労肝を癒し、肝臓のコンディションを整えます。肝臓はまた目と関係しているためかすみ目や視力低下などにも効果的。場所は左右の肩甲骨の下端を結んだラインから指幅2本分下がった位置で、背骨から指幅2本分外側にあります。自分で押すのはなかなか難しいツボなので家族に押してもらいましょう。

 

⑥解毒作用を強化するツボ『行間』

行間『行間』には肝臓の解毒作用を高める効果があります。また自律神経を整えイライラの解消にも役立ちます。場所は足の甲の親指と人差し指の付け根の間にあります。これを手の親指の腹で押していきます。

 

まとめ

腰痛の原因は筋骨格(筋肉や関節)によるもの、精神的なもの、内臓疲労からくるものさまざまな原因が合わさり痛みとして起こります。当院に来られる腰痛患者さんでも痛みの原因はさまざま。特に内臓からの腰痛は自覚的なものがないので余計に自分では分からないものです。

現代の生活習慣(姿勢・体の使い方・食習慣)はどうしても内臓に負担がかかります。なので普段から内臓をいたわり食生活を見直してあげたり、マッサージや適度な運動は内臓を元気にさせることができます。

奈良県奈良市の西登美施術所では腰痛だけでなく内臓のケア方法などもお伝えしていますのでお悩みの方はぜひご来院ください。

 

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